アメリカの大統領選が盛り上がる中、日本の総裁選は盛り上がりに欠けています。これは、有権者が直接大統領を選ぶのに対し、総裁選では有権者が間接的にしか関与できないからです。
総裁選では、自民党議員からの推薦人が必要で、議員票と党員票で過半数を取れば当選します。過半数に届かない場合は、上位2名による決選投票が行われます。結果として、自民党内の勢力図が大きく影響を与えます。
総裁選後は支持率が上がりやすく、解散総選挙が視野に入ることも多いため、議員は勝ち馬に乗りたいと考えるでしょう。このような仕組みが、派閥がなくならない理由の一つかもしれません。
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